アジア発:今どき教員のつぶやき

大学勤務20年目の中年。主に教育、翻訳、通訳といった話(愚痴)や家族の話など

政治家と声

締め切りのある仕事がひと段落しました。

ふと、私にとって外国語である現地語のシャドウィングをしていなかったことに気づき、適当な動画を選んで視聴。案件の傾向も政治家のドキュメンタリーを見ていると、改めていわゆるスーパーエリート的な学歴を持っていずとも圧倒的な支持を集めたり、敵陣からも一目置かれる人というのはキャラクターの強さはもとより、声も魅力的なのだなと思いました。

教室運営が欠かせない教員の立場からも参考にしたいところがたくさんあります。

人間っておもしろい。

日本の年度

4月から新年度が始まる日本。

この地で大きな国際イベントが開催されますが、日本からもグループの参加があります。お城の通訳で質問が出るのが、税関への事前申告書類を提出しなければならないものの新年度の予算が4月にならないと分からないため、非公式にオフィシャルサイトで出している締め切り日をずらせないかという問題。結局、それは仕方ないので遅れて提出してよいということになりました。

学生さんたちの留学時期のほかにも、こんな問題もあるのだなとつくづく感じた次第であります。

最強コンビ

先月末にお城の仕事がありました。

お客様つきの通訳Aさんとコンビを組んだのは4度目ぐらいか、安定感と精確さ、通訳を越えたコミュニケーション力などが群を抜いている方でいつも助かっています。。

予定の時間より30分弱オーバーしたほど双方のやりとりは中身があった。上記の彼女は回転が速く押しも強い。記者会見ではウイスパリングもしていたりと見習う点が沢山です。係りの人も「完璧でした!」と彼女に声をかけていた。「いてくださると安心しちゃいます」と私も言う。係りの彼女は「お二人とも完璧でした!」と言い直した(?)が、私は通訳中にある人名がどうしても浮かばなかったのよ。。(「誰?」と小声で聞いてAさんに教えてもらった。同通のブースじゃないんだってと自分に突っ込みつつ助かった)現場では訳すので精一杯だけど、コンビを組めるときは少しでも多くを学び取りたい。またお目にかかれますように

言葉のお仕事あれこれ

今日は久々に会議も授業もなく、1週間前には自由に過ごせるかと思っていた日。

結局10時からお昼まで録音の仕事。

終了後はなぜか腰が痛くて中年の現実を思い知らされた。

昼食後は政府関連のHP翻訳1件、お城から1件友好都市提携の協定書草案の翻訳。

よくよく考えると副業まで言葉漬け。自分の好きなことをやっているためか穏やかな心で過ごせました。

感謝感謝

 

 

音声ガイダンス録音

ようやく政府へのプロジェクト申請が終わり、自分の時間ができました。

研究室にヨガマットを敷いて昼寝をしたり過激な日々であった。。。おかげで今は喉の調子がイマイチで心配ですが、明日は音声ガイダンスの録音に行ってきます。

2時間以上は確実にかかると脅されビクビク

のどの薬を飲んでから眠ることにします

少子化と大学教員の仕事

日本の大学は2018年に少子化の影響を強く受けるということを聞きますが、私のいる地域も少子化問題がひたひたと迫ってきています。

大学教員の仕事も増える一方で、日本なら職員さんがやっているのでは?ということもバシバシやらされます。高校に行って自分の学科の宣伝をしたり、模擬面接をしたりなんて朝飯前。

今では新学期に学費を納入するべき時期にまだ完了していない学生に、担任が一軒ずつ電話をして結果(退学する、休学する、すぐに納める、もう納めたので領収書類を添付)を学校側に伝達する、とか

卒業を控えた4年生のクラスに、卒業条件を満たしたかの自己チェックを行わせて結果を学科事務に持っていくとか。

一クラス60人いるので全員に連絡するのは実に大変。バイトやら何やら、、皆さん多忙のようです。

通訳、翻訳の仕事をするには

「どうやって仕事を取ってくるの?」

「エージェントに登録すればいいの?」

という質問をよくいただきます。私の場合、今はエージェントさんとのやり取りはありません。直接、お客様からオファーが入りますが、ちょっと過去の流れを振り返ってみました。

ステップ1>>語学上級レベルから翻訳、通訳に憧れる

 そもそも使おうと思っている外国語を現地で暮らすうちに身に着けた口です。自分は系統だった語学学習をしていないという劣等感が常にあり、現地国立大の語学コースでレベルを判定してもらったら上級。語学そのものというよりも翻訳や通訳に興味が向いてきたので、日本と現地で翻訳&通訳で興味のあるスクールのコースを受講しました。

 (翻訳は日本のスクールでレベルチェックを受けてから1年コースを修了、通訳は現地で逐次通訳コースを修了。日本では帰国とコースの時間がうまく合った時に単発コースを受講したり)

ステップ2>>エージェントのトライアルに挑戦、登録

 エージェントのトライアルを数社受けて合格、登録。

 登録後にポツポツ仕事が来る。全然来ないところもあった。登録中も企業などがエージェント数社にトライアルを課して訳者を選ぶシステムがあり、うまく先方から指名されるようになるとエージェントからの信頼もUP。優先的に仕事を回してくれていたらしい。その頃は仕事が楽しくてトイレに行く時間も惜しく来る者は拒まず、必死で受注。クレームへの対応も学ぶ。

ステップ3>>本職をもちつつ個人で受注

 ちょうど二人目の出産から自分の時間が激減、限りなくゼロに近くなる。エージェント経由のお話に対応しきれなくなり、時間が確保できるまで暫く受注しない意向を伝える。そんななか、育児休暇中にたまたま知り合いが個人で受けた通訳のピンチヒッターを頼まれ、1日ならばと引き受ける。パフォーマンスがよかったのか、その後そのお客様から直接オファーが来る。ちょうど職場復帰の時期。そのお客様が他部署などに紹介してくださったようで、今の体制に。つまり、大学の仕事をしつつ、本業に影響を及ぼさない範囲で受注。こうして翻訳、通訳者同士の知り合いも増え、お互いに都合がつかない日の案件を紹介しています。

いわゆる先生について訓練した時間は短いほうだと思います。実践で本当に冷や汗をかいたり真っ青になったりした経験が多いかも。普段から現地の方を相手にマイクでお話しをするという仕事をしていたため、フォーマルな表現に触れる機会も多く人前でもビビらない図々しさが養われていたことは大いにプラスになっています。現地語で講演もしています。しかし外国語、まだまだまだまだ勉強中であります。