アジア発:今どき教員のつぶやき

主に教育、翻訳、通訳といった話(愚痴)や家族の話など。時々スポーツネタも。

パスポート期限切れ

学生さんのレポート催促が功を奏して全員提出、採点も終了。やった~

これで自分の家のことができると夏休みのスケジュールを確認していて気付いた、娘のパスポート有効期限が数か月も過ぎている!!主人にもこの緊急事態(?)を告げ、慌てて新規申請に行ってきました。

あれだけ学生さんたちの日本行きのためにビザ申請や予算分配などの仕事ばかりしていたのに、あろうことか自分の子供のことまで頭が回っていなかったことにショック。幸い出国までに何とか間に合いそうなのですがが、5年しか使えない子供のパスポートは注意しないとなあ。。

半日間はそんなこんなでバタバタし、帰宅後はお城と事務連絡をとり、大学の成績を点検したりと細切れ時間を活用。気持ちがまだ動揺しております。小心者

数か月ぶりの美容院

名目上は夏休みに入り、やっと美容院に行ってきました。

9時に予約して時間通りにチェックイン、終わったのは午後2時だったあああ。馴染みのスタイリストさんに髪をなでなでしてもらって全身リラックスモードになったのだろうか、この贅沢な数時間をほとんど船を漕ぎながら眠ってしまいました。何度も頭を元の位置に戻されたような記憶もあるが、おばちゃんはもう気にならない。人に自分を委ねられる有難さと貴重さがよく分かりました。ありがとうございます。

そういえばウトウトしているときに電話があった。

シラフに戻ってからもう一度電話があったので出ると、お城の別系統から。初めての部門で内部の係りの方が訳した文書をチェックしてくれないかという。私の電話番号、どこまで出回ってるんだ、、と思いつつ引き受けて納品。

午後は学生の学期末レポートに点数をつける。あれだけ何度も繰り返し同じ指示をし、さらに文字化した説明も与えたのに自分勝手な書き方をする人が必ずいることにちょっとカチンとくる。面倒だから、自分に都合のいいやり方で通そうとする根性がアカン!15年前なら怒り狂って再提出させたところだが、もういいわ。出しただけでも偉い。それよりも、授業には来てたくせに〆切時刻に提出していない人が一人いたので、メールで催促してさしあげました。ネット上で課題を提出するシステムを採用したので、時間を過ぎるとアップロードできません。うっかり忘れちゃったのかな?と鼻血が出そうなほど大らかな受け止め方をし、灼熱の南国でゆるゆるした時間を過ごしたのでありました。

 

公文書の書き方

お城の書簡の翻訳で、日本語を現地語に訳す仕事がある。

形式はだいたい決まっているので数年やれば過去のフォームを見たりして何とかなってしまうのだが、個別の細かい話になるとネイティブチェックがないと心もとない場合も多い。

で、1年に1回くらい主人に聞いてみるのだがこの国、本当の一般人は公文書の書き方をあんまり知らないのかもしれない。大臣>大臣クラスの書簡であった表現(手紙そのものではない)を彼にちょこっと見てもらうと「こんな表現は存在しない、いい加減な言葉を書くな」みたいに全面否定される。調べれば大学の現地語学科なんかが公文書の書き方としてPDF資料をかなり公開しているので間違いないし、私自身も歴代のラオバン様(当然ネイティブ、お抱えの文筆家がいるはずだ)の書簡をストックし、対応する言い方も蓄積してあるのでネイティブの批判にもひるまない。(ちなみに主人は博士号を持っており教養ゼロという訳ではありません、一応、彼の名誉のため)

こちらでは相手を敬う表現をバリバリにちりばめた公文書なんて、かなり訓練を積まないと自在には書けないようだ。こういう分野まで自信を持って対応できたらいいなと思いつつ、コツコツ勉強するのが苦手なので実践を通して学んでおります。

そいうえば日本語の場合、法律関連文書が難解だとよく日本国内でも言われるが、これも特殊な言い回しに慣れている人と素人に同じ内容の文なり言葉なりを発信させれば雲泥の差があるに違いないでありましょう。

 

 

 

教育実務による昇進

今日は南部に出張してきました。

大学における新たな昇進コースのひとつに教育実務の成果を評価する動きが普及しつつあります。ここでは以前は博士号がある人が大学教員になるのが一般的で、それ以外はかなり少数。日本とは採用基準が大きく異なっていました。が、それでは偏り過ぎではないかということで上記の制度が国主導で広まっています。その審査過程や学外審査員の人選について国に提言をする文書の最終決定版を作成する会議があり、それに行ってきました。こういうゼロからの制度の構築にちょっとでも関われるのは光栄であり、嬉しくあります。この先、どうなっていくのか楽しみ。

帰宅後はお城の指令2つに対応。負担にならない内容でホッとする。

朝はチビが38.6℃の高熱を出しまたインフルエンザかと焦ったが、その後何事もなくケロッとしていた。免疫力がついたのかな、頑張ったね。

今日も無事に過ごすことができました、ありがとうございます。

 

 

LINE普及と手書きカード

以前、私の授業を履修していて2回落とされた学生さんが無事合格しました。学期末試験が終わると同時にカードとプレゼントを持って「これで卒業できます!!!ありがとうございました」と駆け寄ってきて準備した日本語で彼なりの感想と感謝の意を伝えてくれました。今学期は本当に頑張っていて、他の学生に教えている姿も何度か見かけたほど理解も深まっていたようで本人も教員も成長を実感できたのでした。ネットやLINEが普及してから手書きのカードを準備する学生さんの数って減ったような気がしますが、いただいたカードは大切に保管してあります。ありがとう!

そして今日は推薦入試の面接。

受験生の皆様お疲れさまでした、それぞれの願いが叶いますように。。。

 

今学期最後の水曜

授業がいちばん多い水曜が終わった!といっても今日は二クラスとも学期末テスト。遅刻の学生もいなくて突発的なことも起こらず嬉しい。あとは明日のあさイチ授業と明後日の夜間部の試験で全部終わり、あとは採点と成績入力を残すのみであります。

相変わらず日本でのインターンシップに向けて学内事務に悩殺されています。

明日は講演があるので少しまともな服装で出勤しなければ。同じテーマでは7回目だけれど「来てよかった」と思っていただけるよう頑張ります。

今日もありがとうございました。

梅雨前線が去り

やっと二週間続いた強雨が終わりを告げ、二人の子供のお迎えプレッシャーが軽減、肩の荷が軽くなった。

本日のお仕事:

9:00~10:30 全学の学生事務委員会

11:00~12:00 学生追試

お昼

(メール対処+バナナとお煎餅、朝の会議で出たブルーベリーチーズケーキを食す)

13:30~15:00 推薦入試の書類審査(時代は電子ファイルを見て審査する時代にっ!)

帰宅

夕食確保

チビとお姉ちゃんのお迎え~夕食~子供の世話

明日の朝の粉ミルクがないことに気づき、パパにぱしりを頼む(共働きだからと彼の意向で徹底した折半主義。2缶買って1人1缶分を払う。家事は私がやってるんだが)。

今日も大きな問題なく過ごせました、ありがとうございます。